ある人物の伝記を著す場合、その人物が歴史の中で果たした役割、言わば公的な側面だけでなく、私人としての側面まで描いてはじめて一人の人間を描き切ったと言えるのではないか。 もっともこれはあくまで私個人の好き嫌いの問題に過ぎない。 ただ、歴史上の…
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